午後から晴れ間が広がって、白樺峠はたくさんの歓声に包まれました! クマタカ、サシバ、ハチクマ、ツミ、それからハリオアマツバメとホシガラスなどが見られました(^^)
5kmほど先の山の上には鷹柱が何回も形成されて、それらをスワロフスキーBTX双眼スコープで覗くと感動の坩堝! 立体感満載のめちゃめちゃイケテル鷹柱でした!!
来ちゃいました…憧れのタカの渡りを見に!
ハチクマやサシバが7〜8分間隔ぐらいに飛んで来ます。ときには皆さんの頭上を旋回してくれるので、双眼鏡で堪能しています(^^)
白樺峠は曇り時々晴れのまずまずのお天気です。これから晴れ間が広がってくれればなぁ。。
先日、東京都清瀬市の公園上空でサシバくんが旋回しているのを見つけて夢中でシャッターを切りました。
こんなところでお目にかかれるとは思ってもいなかったのでけっこう興奮しました。だって周りには、自衛隊のT4練習機やC1やヘリコプターそして米空軍の貨物輸送機などが飛び交っていたのですから!
現場はこんなところで小高い山もなく、サシバくんは低空を飛んでくれました。このあと伊良湖岬でも目指したのでしょか? 道中お気をつけて!
今週末の9月23~24日にKYOEIスタッフは長野県白樺峠へ鷹の渡りを見に行きます。なんと今回は上写真の、スワロフスキーのBTXアイピースユニットスコープを持参予定です。両目で見る鷹柱はきっと今までにない感動を得ることが出来そうです!皆さまにもドンドン覗いていただけたらなぁと思っています。
いつもやっているつもりでも、実はやっていないこともある大切な調整があります。笑っちゃうかもしれませんが、ピント調整です。驚くなかれ意外と多くの方が調整しないまま覗いているのです。
ピント調整。。。野鳥を綺麗に見るための双眼鏡の3つの調整(その3)
眼幅調整と視度調整を行った後に、写真のようにピントリングを回して野鳥が最も鮮明に見える位置にピントを合わせます。例えばメジロなら目と周りの白いアイリングがしっかりと分離、シジュウカラなら黒いネクタイが一番引き締まって見える位置に合わせます。
ピントリングの位置や形状は、双眼鏡の機種によって異なる
探鳥会でよく聞かれるのですが、双眼鏡ってオートフォーカスにならないの?って。これは眼球の大きさや視力に個人差があるのでできないんです。ですから毎回野鳥にピントをきっちりと必ず合わせてください。
ということは、他の人がピントを合わせた双眼鏡を借りて覗くときも、必ずピントを合わせ直してください。(ピント調整しますねと一声掛ければ、この人はタダ者ではないと一目置かれるようになるでしょう!)
夏の終わりの暑さでしょうか、陽射しが強かったものの40名を超えるバーダーが新浜探鳥会に。初っ端からなんと…コサメビタキが会いにきてくれました! その愛くるしいお目々に虜になりますね!
しばらく探鳥しているとムナグロ君たちも。わりと近距離ですがのんびりと採餌していました。
対岸の河川敷にはシギチもいました。これからの季節は新浜から目が離せないですね(^^)
撮影:コサメビタキ コーワTSN-554+手持ちiPhone
バーダーでもほとんどの方がやったことがない大切な調整があります。あまり知られていない調整ですが、正しく調整すると野鳥が劇的に鮮明に見えるようになります!
視度調整。。。野鳥を綺麗に見るための双眼鏡の3つの調整(その2)
個人差はありますが、右目と左目の視力はほとんどの方が違うと思います。その視力差を双眼鏡で補正することを視度調整といいます。上写真のようにピントノブを引っ張ったり、右接眼レンズのそばに、調整の指標(目盛り)が用意されています。
視度調整方法:双眼鏡で景色を見ながら。。。
1.ピントノブを回して左目でピントを合わせる。
2.次に右目で景色を見た時に、ピントがズレていると感じたら、ピントノブを引っ張って、上写真のように目盛りを+または-方向に回して、右目で見えるピントを最適化します。
3.視度調整ができたらピントノブは元の状態に戻しておきます。
上写真のような双眼鏡の場合、視度調整ができたらそのままにしておきます。
*調整された視度は保持されますので、次回からは視度調整しなくても大丈夫です!
*探鳥会で筆者むらちゃんにお声掛けいただければ調整いたしまーす。