KYOEI鳥ブログ

ネイチャーショップKYOEI東京店のスタッフが、バードウォッチング、参加イベント、野鳥、店舗でオススメの商品情報等について綴ります。

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そーがんきょう教室3

いつもやっているつもりでも、実はやっていないこともある大切な調整があります。笑っちゃうかもしれませんが、ピント調整です。驚くなかれ意外と多くの方が調整しないまま覗いているのです。

ピント調整。。。野鳥を綺麗に見るための双眼鏡の3つの調整(その3)

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眼幅調整と視度調整を行った後に、写真のようにピントリングを回して野鳥が最も鮮明に見える位置にピントを合わせます。例えばメジロなら目と周りの白いアイリングがしっかりと分離、シジュウカラなら黒いネクタイが一番引き締まって見える位置に合わせます。

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ピントリングの位置や形状は、双眼鏡の機種によって異なる

探鳥会でよく聞かれるのですが、双眼鏡ってオートフォーカスにならないの?って。これは眼球の大きさや視力に個人差があるのでできないんです。ですから毎回野鳥にピントをきっちりと必ず合わせてください。

ということは、他の人がピントを合わせた双眼鏡を借りて覗くときも、必ずピントを合わせ直してください。(ピント調整しますねと一声掛ければ、この人はタダ者ではないと一目置かれるようになるでしょう!)