対象物(鷹の飛翔や鷹柱)まで距離がある鷹の渡りには、ツァイスVictorySF10×42が最高のパフォーマンスを発揮してくれました。双眼鏡を構えたときに親指にかかる重量バランスが絶妙なため、長時間覗いていても疲れませんでした。
倍率が少し高めである10倍のチョイスは、早くから種別やオスメス幼鳥の判別に役立ちます。また口径が42mmもあるので解像度が高く、鮮明に模様や胸の暗部の識別ができました。
特筆すべきは逆光時のコントラストの高さです。白樺峠では午前中に対物レンズ側から太陽光が射しますが、そのような環境下においてもハッキリとタカくんたちを観察することが出来ました!