KYOEI鳥ブログ

ネイチャーショップKYOEI東京店のスタッフが、バードウォッチング、参加イベント、野鳥、店舗でオススメの商品情報等について綴ります。

ネイチャーショップKYOEI東京店のスタッフが、バードウォッチング、参加イベント、野鳥、店舗でオススメの商品情報等について綴ります。

鷹の渡りを見た~い!

先日、東京都清瀬市の公園上空でサシバくんが旋回しているのを見つけて夢中でシャッターを切りました。

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こんなところでお目にかかれるとは思ってもいなかったのでけっこう興奮しました。だって周りには、自衛隊のT4練習機やC1やヘリコプターそして米空軍の貨物輸送機などが飛び交っていたのですから!

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現場はこんなところで小高い山もなく、サシバくんは低空を飛んでくれました。このあと伊良湖岬でも目指したのでしょか? 道中お気をつけて!

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今週末の9月23~24日にKYOEIスタッフは長野県白樺峠へ鷹の渡りを見に行きます。なんと今回は上写真の、スワロフスキーのBTXアイピースユニットスコープを持参予定です。両目で見る鷹柱はきっと今までにない感動を得ることが出来そうです!皆さまにもドンドン覗いていただけたらなぁと思っています。

 

そーがんきょう教室3

いつもやっているつもりでも、実はやっていないこともある大切な調整があります。笑っちゃうかもしれませんが、ピント調整です。驚くなかれ意外と多くの方が調整しないまま覗いているのです。

ピント調整。。。野鳥を綺麗に見るための双眼鏡の3つの調整(その3)

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眼幅調整と視度調整を行った後に、写真のようにピントリングを回して野鳥が最も鮮明に見える位置にピントを合わせます。例えばメジロなら目と周りの白いアイリングがしっかりと分離、シジュウカラなら黒いネクタイが一番引き締まって見える位置に合わせます。

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ピントリングの位置や形状は、双眼鏡の機種によって異なる

探鳥会でよく聞かれるのですが、双眼鏡ってオートフォーカスにならないの?って。これは眼球の大きさや視力に個人差があるのでできないんです。ですから毎回野鳥にピントをきっちりと必ず合わせてください。

ということは、他の人がピントを合わせた双眼鏡を借りて覗くときも、必ずピントを合わせ直してください。(ピント調整しますねと一声掛ければ、この人はタダ者ではないと一目置かれるようになるでしょう!)

 

コサメビタキに会っちゃった!

夏の終わりの暑さでしょうか、陽射しが強かったものの40名を超えるバーダーが新浜探鳥会に。初っ端からなんと…コサメビタキが会いにきてくれました! その愛くるしいお目々に虜になりますね!

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しばらく探鳥しているとムナグロ君たちも。わりと近距離ですがのんびりと採餌していました。

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対岸の河川敷にはシギチもいました。これからの季節は新浜から目が離せないですね(^^)

撮影:コサメビタキ コーワTSN-554+手持ちiPhone

そーがんきょう教室2

バーダーでもほとんどの方がやったことがない大切な調整があります。あまり知られていない調整ですが、正しく調整すると野鳥が劇的に鮮明に見えるようになります!

視度調整。。。野鳥を綺麗に見るための双眼鏡の3つの調整(その2)

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個人差はありますが、右目と左目の視力はほとんどの方が違うと思います。その視力差を双眼鏡で補正することを視度調整といいます。上写真のようにピントノブを引っ張ったり、右接眼レンズのそばに、調整の指標(目盛り)が用意されています。

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視度調整方法:双眼鏡で景色を見ながら。。。

1.ピントノブを回して左目でピントを合わせる。

2.次に右目で景色を見た時に、ピントがズレていると感じたら、ピントノブを引っ張って、上写真のように目盛りを+または-方向に回して、右目で見えるピントを最適化します。

3.視度調整ができたらピントノブは元の状態に戻しておきます。

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上写真のような双眼鏡の場合、視度調整ができたらそのままにしておきます。

*調整された視度は保持されますので、次回からは視度調整しなくても大丈夫です!

*探鳥会で筆者むらちゃんにお声掛けいただければ調整いたしまーす。

 

39万km彼方のお月さまを激写!

昨夜の東京は久しぶりに星空が広がって、満月手前の月齢13のお月さまが綺麗に見えました(^^)

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新発売コーワTSN-501+手持ちスマホで撮影した画像です。なんか凄くないですか…クレーターも手に取るように見えるんです!

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当日の昼間は多摩川探鳥会で30種近くのかわいい野鳥たちに会ってきました。そこで使ったスコープがそのまま使えるのです。スコープって二度美味しいですよね(^^)

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(オオタカホオジロアオサギ、キリギリス)

そーがんきょう教室1

今回はちょっとコーヒーブレイク!

各地の探鳥会に参加してみて筆者が感じていたことを書き綴ります。実は思っていた以上に多くの方が双眼鏡の目幅をちゃんと合わせていないようなのです(^^)

眼幅調整。。。野鳥を綺麗に見るための双眼鏡の3つの調整(その1)

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これは両眼の幅と双眼鏡の幅を合わせる調整のことです。双眼鏡を手にしたら最初に必ず調整しましょう。この調整により覗いた視野円が1つになって視野の欠けもなくなるので、快適に野鳥を見ることが出来るようになります。

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双眼鏡の接眼レンズを離して見ると、上写真のように光の束が見えます。つまりこれらの光の束と両眼の間隔を合わせる調整になります。実際のフィールドでは、双眼鏡を覗いて遠くの景色を見ながら、2つの視野円が1つに重なるように双眼鏡の目幅を調整します。

こちらのムービー(24秒)もご覧ください。